メニュー

舌下免疫療法(スギ花粉、ダニ)

舌下免疫療法とは

舌下免疫療法とは、アレルギーの原因であるスギやダニのエキスを毎日少量摂取することで、徐々に症状を改善していく治療法です。減感作療法とも呼ばれ、スギ花粉症やダニアレルギーを根本的に治療する方法として期待されています。2014年より保険適応となり、保険診療で治療が行えるようになりました。

舌下免疫療法の効果

スギまたはダニのエキスを毎日摂取(舌下)することで、徐々に体に慣らして症状を軽減します。治療期間は3~5年間ですが、半年くらいから鼻炎症状が軽くなっていきます。約20%の人が治癒し、50~60%の人に改善効果が得られます。

アレルギー検査や薬の投与が安全にできる6歳以上の方が対象です。

舌下免疫療法の治療の流れ

はじめにスギまたはダニのアレルギーの有無を検査します。

検査が陽性で症状がある方に対して治療を行います。スギの治療開始時期については、スギの飛散時期(1~5月)は実施しません。

初回は院内で治療を行います。1錠を舌下し、1分間保持します(1分以内に溶けます)。その後5分間はうがいや飲水は行わないでください。舌下後30分間は院内で様子観察を行います。舌下後2時間は、運動やアルコール摂取は控えていただきます。

1週間後に再受診していただき、症状などに問題が無ければ必要量に増量します。以後は月に1回を目安に3~5年間通院していただきます。また、万一に備えて、総合病院との連携を行っております。

副作用としては、口腔内や喉、耳のかゆみなどの症状が出る可能性がありますので、アレルギー薬を服用しながら舌下治療を行っていきます。重篤な副作用としては、アナフィラキシーショックがありますが、頻度は2万人に1人とごくまれです。

安全に行える治療ですので、ご希望の方はご連絡ください。

 

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME